胃カメラ
(胃内視鏡/上部消化管内視鏡)
検査
上部消化管内視鏡(胃カメラ)検査とは、専用のビデオスコープを口、もしくは鼻から入れ、先端のカメラで上部消化管(食道・胃・十二指腸球部~第二部まで)を観察する検査です。
当院は北九州市の胃がん内視鏡検診の指定医療機関です。
(検診内容など詳細については、北九州市ホームページの各種検診の内容をご覧ください。)
胃がんを撲滅するために
世界的にみても日本人が胃がんを患う率は高く、今現在でも年間約5万人もの方が胃がんで亡くなっていると言われています。
胃がんは、早期に発見できれば内視鏡治療など、身体への負担の少ない手術で完治することが期待できますが、この段階ではほとんど自覚症状がないため、発見が遅れがちです。
平成28年より北九州市でも50歳以上の市民を対象に個別の「胃がん内視鏡検診」がスタートしましたが、自覚症状のない方でも2年に1回程度、定期的に胃カメラ検査を受けることで、がんの早期発見&早期治療が可能となります。
当院の胃カメラ検査
当院では平成25年に最新の内視鏡システムを導入し、嘔吐反射の少ない経鼻内視鏡や、軽い麻酔(鎮静剤)を用いた経口内視鏡検査を積極的に行っています。
胃カメラが初めての方はもちろん、過去に胃カメラでつらい体験をされた方でも、とても楽に検査を受けることができますので、気軽にご相談ください。
また、当院ではすべての患者さんに気持ち良く検査を受けていただけるよう、身体に触れる備品はできる限りディスポーザブル(1回限りの使い捨て)にこだわり、学会提唱のガイドラインに基づいて内視鏡の機械洗浄を行うなど、万全の感染症対策を実施しています。
予定検査時間
月・水・金 → 9:00~12:00
火・木・土 → 10:00~12:00
※強い胃痛など、緊急の場合は診療時間中いつでも対応致します。
胃カメラで発見できる病気の代表例
- 胃炎
- 胃十二指腸潰瘍(瘢痕)
- 胃ポリープ
- 胃がん
- 逆流性食道炎
- 食道がん
- 粘膜下腫瘍
胃カメラ検査にかかる料金
保険診療自覚症状のある方、胃バリウム検査異常など精査を勧められた方
観察のみ | 約4,000~5,000円 |
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+生検、病理組織診断 | +約4,000~8,000円 |
+ピロリ菌検査 | +約700円 |
合計 | 約4,000~14,000円 |
(※ 医療費の負担割合が3割の場合)
自由診療(胃ドック)自覚症状のない方、がん予防のための定期検査
定額 | 12,000円 |
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※ 北九州市内にお住まいの50歳以上の方(胃の治療中でない方)は2年度に1回、1,000円の自己負担で胃がん検診がご利用いただけます。
胃カメラ検査前の注意事項
- 当日の受付可能ですが、事前に予約をされた方が優先となります。
- 検査の12時間前より絶食となります。水やお茶は少量であれば検査の2時間前まで摂っていただいて構いません。
- 当日のお薬は原則的に検査終了まで休薬してください。
- 鎮静剤を使用した当日は、車・バイク等の運転ができなくなりますのでご注意ください。
内視鏡検査の関連サイト
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- おなかの健康ドットコム:オリンパス
- http://www.onaka-kenko.com/